遠距離恋愛は自然消滅しやすいの？

投稿日 2023年12月13日
著者ミーナ
カテゴリー恋愛いろは

※この記事には広告が含まれる可能性があります。

遠距離恋愛を続けていると、ふと「この関係、いつか自然消滅してしまうのかな？」と不安になることはありませんか？

実は、遠距離恋愛は自然消滅しやすいといわれています。

そこでこの記事では、遠距離恋愛が自然消滅してしまう期間や割合、理由、そして回避方法などをご紹介します。

自然消滅を避けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、すでに自然消滅しそうな場合にやってはいけないことや、どうしても自然消滅を避けられない場合の対処法も解説します。

遠距離恋愛中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

遠距離恋愛が自然消滅してしまう期間は？

株式会社ネクストレベルが行った18～40歳の男女199人にアンケートによると、約4割くらいのカップルが1年未満で遠距離恋愛を終了していました。

全体の約8割のカップルが、3年未満で別れるか結婚するかなど関係に変化があったようです。

遠距離恋愛が数年続いているケースは珍しいのですね。
私は合計で3年続いたので長い方なのかな。

遠距離恋愛で自然消滅した人の割合は？

遠距離恋愛は、物理的な距離だけでなく、心理的な距離の問題も含まれています。

同アンケート結果によると、遠距離恋愛が自然消滅に至ったケースは全体の11.1％となっています。この数字は決して高いとは言えませんが、それでも一定の割合でこの現象が起こっていることを示しています。

この11.1％という数字は、遠距離恋愛が必ずしも簡単ではないことを物語っています。

遠距離恋愛は、お互いの日常が異なり、共有する時間が限られるため、コミュニケーションの難しさや孤独感に直面することがあります。また、物理的な距離があることで、パートナーの日々の生活や感情の変化を把握しにくくなることも、関係の維持を困難にしています。

しかし、この割合を見ると、遠距離恋愛が全て失敗に終わるわけではなく、多くのカップルがこれを乗り越えていることもわかります。では、どのようにしてこれらの困難を乗り越え、関係を維持しているのでしょうか？

次の見出しでは、遠距離恋愛が自然消滅する主な理由について掘り下げていきます。

遠距離恋愛で自然消滅してしまう理由

それでは遠距離恋愛で自然消滅してしまう理由は主に以下の5つです。

仕事が忙しい
恋人以外の人間関係が楽しくなってきた
スマホが壊れた
自然消滅を狙っている
遠距離に疲れた

1つずつ説明しますね。

仕事が忙しくなった

仕事が忙しいと、恋人にかける時間やエネルギーが減ってしまうのは、よくあることです。しかし、仕事が忙しいからといって、恋人との連絡や会う機会を完全になくしてしまうのは危険です。

例えば、仕事で忙しいときこそ、恋人との連絡や会う時間を決めて、守るようにしましょう。毎日、寝る前に10分でもいいのでお互いに連絡を取る、週末に必ず会うなど、ルールを決めて、それを守ることが大切です。

また、仕事で忙しいときこそ、恋人とのコミュニケーションの質を高めることも重要です。電話やメールで会話するだけでなく、ビデオ通話や手紙などで、顔や手触りを感じながらコミュニケーションを取るようにしましょう。

恋人以外の人間関係が楽しくなってきた

恋人以外の人間関係が充実すると、恋人の存在が霞んで見えるのは、自然なことです。しかし、恋人以外の人間関係が充実したからといって、恋人とのつながりを完全に断ってしまうのは、後悔することになるかもしれません。

例えば、仕事で新しい同僚や上司と仲良くなった場合、恋人との連絡や会う頻度が減り、自然と疎遠になっていく可能性があります。しかし、恋人以外の人間関係を築くことは、恋人への愛情を深めるきっかけにもなります。

恋人以外の人間関係を築くときは、恋人とのバランスを意識しましょう。恋人との時間を削ってでも、恋人以外の人間関係を優先してしまうのは危険です。恋人との時間を大切にしながら、恋人以外の人間関係も充実させていきましょう。

スマホが壊れた

意外に思われるかもしれませんが、「スマホが壊れた」という事情も、遠距離恋愛が自然消滅する一因となり得ます。

現代において、スマートフォンはコミュニケーションの重要な手段です。

遠距離恋愛では特に、スマホを通じた連絡が唯一の絆を維持する手段となることが多いです。しかし、スマホが壊れると、連絡が取れなくなり、お互いの近況を知ることが難しくなります。

もしかしたら新しいスマホを手に入れるまでの期間、関係が希薄になり、その間に心の距離が離れてしまうことがあるかもしれません。

また、スマホのトラブルをきっかけに連絡を取らなくなり、結果として遠距離恋愛が自然消滅してしまうことがあります。

自然消滅を狙っている

遠距離恋愛が自然消滅する理由の一つには、実はパートナーがその状態を望んでいることがあります。なぜかというと、直接的な別れを告げるのは心理的に大変な負担になるからです。遠距離という状況は、このような心理的負担を和らげるための言い訳になり得ます。時には、パートナーが自然消滅を選ぶ背景には、直接的なコンフリクトを避けたい、相手に傷つけたくない、自分の気持ちがはっきりしないといった理由が隠れていることもあるんです。

また、遠距離恋愛では、通常の恋愛に比べて、相手の日常や気持ちを共有する機会が限られるため、徐々に関係が希薄になっていくことがあります。これは、意図的ではなくとも、関係が疎遠になる一因となり、結果的に自然消滅へと繋がることも少なくありません。遠距離恋愛においては、お互いの存在を意識し続けることが、実はかなり大きな努力を要するのです。

遠距離に疲れた

もう一つの理由は、「遠距離に疲れた」という感情です。遠距離恋愛は、普通の恋愛と比べて心理的、物理的なストレスが大きいものです。常に相手と会えない寂しさ、連絡を取るための努力、時差や生活リズムの違いなど、様々な困難が伴います。これらのストレスが積み重なると、恋愛そのものが負担に感じられるようになり、結果として関係が自然消滅へと向かうことがあります。

また、パートナーと物理的に離れている状況は、新しい出会いや異なる生活様式への興味を引き起こすこともあります。これが、徐々に遠距離恋愛への熱意を失わせ、気付いた時には恋愛感情が薄れているという状況にもつながり得るのです。人は変化し、成長する生き物ですから、遠距離恋愛においては、特にお互いの変化を受け入れることが重要になりますが、それが難しい場合、自然消滅へと進むこともあるのですね。

遠距離恋愛で自然消滅を回避する方法

次に遠距離恋愛で自然消滅を回避する具体的な方法をご紹介します。

私も実践してきたことなので、

不安なことを話し合う

遠距離恋愛では、会えない日々が続くと不安が募りますよね。

その不安を解消する最初の一歩は、お互いの心の中にある不安を正直に話し合うことです。

この時大切なのは、自分の不安だけを伝えるのではなく、相手の不安も聞くこと。二人で心を開き合うことで、信頼関係がより深まります。

たとえば、「最近連絡が少なくて不安」という気持ちがあれば、それをストレートに伝えましょう。

そして、相手の都合や状況も理解し、一緒に解決策を考えることが大切です。コミュニケーションの方法を工夫することで、距離があっても二人の絆は深まるんです。

相手のことも理解する

遠距離恋愛では、相手の生活環境やプレッシャーを理解することが重要です。

それぞれが異なる場所で生活していると、日常の忙しさやストレスが相手に伝わりにくいもの。

ですが、相手の状況を尊重し、理解することで、二人の関係はより良い方向に進むでしょう。

例えば、相手が仕事で忙しい時は、連絡を控えめにするなどの配慮が必要です。

また、自分のことばかり話すのではなく、相手の話を聞く姿勢も大切です。相手の小さな変化に気づき、支え合うことが遠距離恋愛を成り立たせる秘訣です。

将来的な目標を決める。

遠距離恋愛を続ける上で、将来についての共通の目標を持つことが非常に大切です。

この目標は、二人が一緒にいられる未来を描くためのもの。

例えば、「2年後に同じ街で暮らす」「定期的に会う日を設ける」など、具体的な目標を設定しましょう。

共有の目標があれば、遠距離でもお互いに向かって努力することができます。また、その過程で起こる困難も二人で乗り越える力に変わるでしょう。

目標を持つことで、遠距離恋愛の不安や孤独感を乗り越え、強い絆を築くことができます。

信頼を築く

遠距離恋愛は、物理的な距離によって心の距離も広がりがちです。だからこそ、信頼関係の構築が重要なんですね。

信頼を築くためには、まずは正直なコミュニケーションが不可欠です。お互いの日々を率直に共有し合うことで、距離を感じさせないことが大切です。

また、不安を感じた時には、それをできるだけ我慢せずに伝えるようにしましょう。相手も自分の気持ちを理解してもらえると感じれば、信頼感はより深まります。

遠距離恋愛においては、見えない不安が多いもの。それを共有することで、互いをより深く理解し、信頼関係を強化できるんです。

次に、ルーティンを設けるのも良い方法です。例えば、毎晩おやすみのメッセージを送る、週末は必ずビデオ通話をするなど、日常の中に「二人だけの時間」を作り出しましょう。これにより、離れていても日々の生活にお互いが存在している感覚を持つことができます。

そして、一緒にいる時には、次に会える日を決めておくことも重要です。これは「次に会えるまでの期間が明確になる」というメリットがあります。長期間会えない場合でも、次の再会を心待ちにすることが、遠距離恋愛の持続につながります。

サプライズをする

遠距離恋愛の魅力の一つは、サプライズがもたらす喜びです。

小さなサプライズでも、あなたのパートナーにとっては大きな意味を持つでしょう。

例えば、お互いの大切な日には、手紙やプレゼントを送ることで、心の距離をぐっと縮められます。

これらのサプライズは、相手が自分のことを考えてくれているという実感を与え、愛情を深めるのです。

さらに、共通の趣味や関心事を共有することも一つのサプライズになり得ます。たとえば、二人が好きな映画を同時に観たり、本を読んで感想を共有したりすることで、共有の時間を持つことができます。

大切なのは、相手のことを思いやり、驚きや喜びを与えることです。遠距離恋愛では、日常の小さな驚きが大きな役割を果たします。サプライズは、愛情を表現する素晴らしい方法であり、二人の関係をより一層深めるきっかけになります。

遠距離恋愛で自然消滅しそうな時にやってはいけないこと

遠距離恋愛で自然消滅しそうな時にやってはいけないことを2つご紹介します。

ついついやってしまいがちなことなので、気をつけてくださいね。

完全に放置する

遠距離恋愛で最もやってはいけないことの一つが、相手を完全に放置することです。なぜなら、遠距離恋愛は、身近にいる時と違い、コミュニケーションが限られるため、意図しない誤解が生まれやすいからです。相手が忙しいかもしれない、迷惑をかけたくないと考えて、連絡を控えることがあるかもしれません。しかし、それが原因でお互いの存在感が薄れ、関係が自然消滅してしまうこともあります。

では、どうすれば良いかというと、まずは定期的なコミュニケーションを心がけることが重要です。忙しい中でも、簡単なメッセージを交換する、週末には必ずビデオ通話をするなど、ルーティンを作ることが大切です。また、お互いの日常を共有することで、遠く離れていても距離を縮めることができます。たとえば、日々の小さな出来事や感じたことを相手に伝え合うことで、お互いの生活に寄り添う感覚を持つことができます。

感情的になって相手を責める

遠距離恋愛では、時に不安や孤独を感じることがあります。そのような時、感情的になってしまい、相手を責めてしまうことがあります。しかし、これは関係を悪化させる一因となりかねません。相手を責めることで、一時的に自分の気持ちが楽になるかもしれませんが、それは相手にプレッシャーを与え、関係に亀裂を生じさせる原因となります。

では、どう対処すればよいかというと、まずは自分の感情を落ち着けることが大切です。深呼吸をして冷静になる、好きな音楽を聴く、散歩をするなど、感情をコントロールする方法を見つけましょう。そして、相手に伝えたいことがある時は、責める言葉を使わずに、自分の感情を素直に伝えることが重要です。「寂しい」「不安だ」といった自分の感情を伝え、理解を求めることで、相手も自分の気持ちを受け止めやすくなります。また、お互いに感じていることをオープンに話し合うことで、信頼関係を深めることができるでしょう。